ABOUTオリエンタルシューズとは

オリエンタルシューズは
こう考えます

オリエンタルシューズの創業者である松本常雄は、
第二次世界大戦でのビルマ(現ミャンマー)戦線からの生還者でした。
戦地では靴がないことが原因で命を落とした兵士を目の当たりにしてきました。
戦後、靴をつくり社会に奉仕することが使命だと決心し、
靴づくりを始めたのです。
時は流れて、靴は生活必需品から
自分を表現するファッションアイテムになりました。
オリエンタルシューズは、お客様が自分らしさを表現するツールとしての
靴づくりを目指していきたいと考えています。


健康で美しい暮らしに貢献する

いつもお引き立てを賜りありがとうございます。
2020年のコロナ渦でこれを書いています。
今は世界が大変な状況ですが、私は未来を悲観していません。
人類の歴史は感染症と戦争の歴史だとも言われますが、科学の進歩は感染症のダメージを軽減しました。
例えば、さまざまなワクチンの発明や飢餓率の低下などの要因で、人の平均寿命はこの200年間で約2倍に伸びたのだそうです。
また、核の均衡という皮肉な形ではあるにせよ、大国間の戦争リスクは近代史上最も低いレベルにあるように思います。
もちろん、地球環境をはじめとした乗り越えねばならない課題は沢山あるのでしょうが、冷静に歴史を振り返った時、人間の英知は信じるに値するものだと私は思っています。

創業者である父は『今はお金を出せば、ほとんどの物が買える。だがそれは世の中の仕組と平和の恩恵である事を忘れてはならない。だから我々は物づくりで社会に貢献しなければならない』と、いつも話していました。
この志は我々のDNAに組み込まれているのですが、沢山の物を世の中に供給すること自体が善であった創業当時に比べ、供給する中身が厳しく問われる時代になったことを痛感します。

自分たちの存在意義を改めて問い直した時、それはお客様が自分らしく生きる為に貢献することではないか、そんな思いに至りました。
ただ歩く為の道具ではなく“お客様が、なりたい自分に近づける靴”を、なるべく環境負荷の少ない方法で作っていきたいと思っています。
我々の靴を履くことでお客様の気持ちが少し高揚したり、お客様の暮らしが少しでも充実するなら、これは大変誇らしいことです。
明るい未来においても世の中から必要とされる企業であり続けられるよう、社員と共に研鑚を積んでまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

代表取締役 社長 松本 正剛
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