ABOUTオリエンタルシューズとは

作り手
の想い

ミリ単位で削り
美しい形を追求

商品部 畠中 一馬

「コバと呼ばれる、ソールの外周部分を削る作業を担当しています。コバの形状は革靴の美しいフォルムの決め手。左右で同じ形にするのはもちろん、角度の付け方や滑らかさを日々追求しています。数種類のヤスリを使ってミリ単位で調節を繰り返して仕上げていきますが、グッドイヤーウエルト製法が盛んになった5年前からの工程なので、私自身、最近になってやっと手ごたえを感じているところ。ドレスシューズは後ろ姿も重要だと思っているので、ヒールのシルエットには人一倍こだわっています」

イメージを形にする
靴づくりのディレクター

商品部 犬飼 遥

「私は主にサンプル製作を行っています。例えば、使用する革の調達や型紙を作っていますが、履き心地や見た目の美しさ、コスト、加工のしやすさなど多角的に物事を考えることが必要です。私はまだ入社2年目なので、先輩から学んでいる最中。つい最近、初めて自分で担当したモデルが完成しました。嬉しさと同時になかなかスムーズにいかなかったので、自分がまだまだ未熟だと痛感しました。革靴業界やファッションシーンなど勉強することは多いですが、早く一人前になれるよう努力し続けたいです」

無駄なく美しく
手作業で裁断する

商品部 塚口 勝徳

「革の裁断を担当しています。この工程は強度や見た目など、良質な部分を瞬時に見極めてカットしていくことが求められます。以前はプレス機での裁断がほとんどでしたが、現在は手作業が中心。手間はかかりますが、以前より良し悪しを見極めやすくなりました。品質だけでなく、無駄なく革を使うことも大切なポイント。パーツ毎に最適な部位を選び、クオリティとコストを頭に入れながら裁断していきます。私は企画にも携わっていたことがあり、前後の工程がイメージできるのも役に立っています」

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